ソロモン諸島政府観光局ブログ

ソロモン諸島政府観光局日本事務所が運営する公式ブログです。

ソロモンサッカー界の日本人レジェンド、渡邊和典さんとお話してみた!

こんにちは。大川良和です。 2020年5月にサッカージャーナリストの六川亨さんが、「超Worldサッカー」サイトで1993年のソロモン諸島取材の様子をアップしてくださいましたが、その中にこんな一節がありました。「彼の名前は渡邊カズノリといい、なんとU-17…

ソロモンにあるもの

こんにちは。元南洋紀行家の大川です。前回はソロモン諸島にないものをご紹介しましたが、逆に、「え?信号もエスカレーターも競泳用プールもマクドナルドもないのに、コレあるの???」 と驚いたものもあります。旅行で訪れた時に眼に入ってきてちょっとび…

ソロモン人はNo Coconut No Life

ソロモン人はNo Coconut No Lifeです。 これは決して言い過ぎではありません。 「おれココナッツ嫌いなんだよね」なんてソロモン人は聞いたことがありません。 そんなソロモン人がいたのならば、日本人が「おれ醤油嫌いなんだよね」と言っているようなもので…

ソロモンにないもの

こんにちは。大川良和です。ソロモン諸島の特徴のひとつは、国民のほとんどが田舎に住んでいること。各州にはひとつふたつ小さな町があるくらいで、かろうじて「都市」と言えるのは首都ホニアラぐらいです。そして、近年発展が著しいといわれるホニアラでも…

ウェスタン州の歴史スポットとカメスポット

今回は、ウェスタン州にお住まいの日本人の方に、ちょっとマニアックだけれど行く価値アリ!なウェスタン州のスポットについてお伺いしました!お話を伺ったのは、青年海外協力隊としてウエスタン州のビウラ高校で、数学の先生として活動されている柳岡建人…

サッカーソロモン代表チームの愛称とは?

こんにちは。元南洋紀行家の大川です。 本日の記事はサッカーについてのクイズです。昨日、サッカージャーナリストの六川亨さんが、「超Worldサッカー」サイトで、 1993年にソロモン諸島で開催されたU-17W杯オセアニア最終予選の取材でホニアラを訪れたとき…

インタビュー企画(2)ソロモン諸島で体育の授業!?

インタビュー企画の第2回目は、青年海外協力隊としてソロモン諸島ガダルカナル州のセントニコラスカレッジにて、体育教師としてご活動されている高橋菜緒さんにインタビューをしました!日本の学校では当たり前に行われる体育の授業ですが、ソロモン諸島では…

ソロモン諸島の食文化3 おにく編

こんにちは!元ソロモン在住の早水です。前回ソロモン人が大好きなメインディッシュの魚についてお話しましたが、今回はソロモン人にとってご馳走のブタさんについて書きたいと思います。さてソロモン人が食べる主なお肉は鶏とブタです。他にも現地で食べら…

インタビュー企画(1)後編【ソロモンのおすすめの秘境:ティアロ湾とアレアレ】

こんにちは。 今回はJICAコミュニティ主体の沿岸資源管理(CBRM:Community-based Resource Management)・利用による生活向上のためのアドバイザーを担当されている、アイ・シー・ネット株式会社シニアコンサルタントの飯沼光生さんにインタビューさせてい…

インタビュー企画(1)前編【JICAコミュニティ主体の沿岸資源管理】

こんにちは! 今回はソロモン諸島で活躍されている日本人にインタビューをさせていただきました!ソロモン諸島でのご活躍はもちろんのこと、現地の最新情報についてもお伝えしていきます。 記念すべき第一回はJICAコミュニティ主体の沿岸資源管理(CBRM:Com…

ソロモン人の暗い歴史 ブラックバーディング

ソロモン人と欧米人の交流は必ずしも明るいものばかりではありませんでした。 その暗い歴史の一つがブラックバーディングと呼ばれる白人交易人の労働力調達です。1863年から1904年の間で約57000人のメラネシア人がオーストラリアのニューサウスウェールズや…

ソロモン諸島の食文化2 おさかな編

こんにちは!元ソロモン在住の早水です。 前回ソロモンの主食おいもについてお伝えしましたが、本日はソロモン人が大好きなメインディッシュの魚についてお話したいと思います。 ご存知、ソロモン諸島はその名の通りたくさんの島から成る島国であり、その海…

ソロモン諸島の国内便:第二弾✈︎

こんにちは。大川良和です。 今回も空の旅の話です。今日は私の体験談を話したいと思います。 舞台はソロモン諸島西部の小さな空港セゲ空港。私はその日、ギゾからホニアラに帰るべく、例の16人乗りツインオッター機に乗っていました。機内はほぼ満席(空席…

ぬり絵プレゼントキャンペーン

おうち時間を楽しんでいただくべく、観光局ではぬり絵をご用意させていただきました! こちらのぬり絵をSNSで発信していただいたみなさま全員に、ソロモン諸島政府観光局オリジナルポストカードセットをプレゼントさせていただきます! (後半にコンビニで簡…

ソロモン諸島の国内便✈︎

みなさん、こんにちは。大川良和です。本日はソロモンの国内便についてお伝えしたいと思います。 ソロモン諸島国内空の旅は「ソロモン航空」が繋いでいます。 主要路線にはダッシュ8(36人乗り)も登場しますが、主な使用機体はツインオッターで、通路を挟…

17、18、19世紀のソロモン人と欧米人の交流

今回の記事は17、18、19世紀の欧米人とソロモン人の交流についてです。 前回の記事にあるように1595年のメンダーニャの2度目のソロモン諸島への航海の後もスペインは植民地化を目的に1605年にも船団を派遣しましたが植民地化は達成できませんでした。その後…

ソロモン諸島の食文化1 おいも編

こんにちは!元ソロモン在住早水です。先日日本いも類研究会の「ソロモン人はさつまいもの消費量が世界一!」というデータをTwitter でご紹介しましたが、今回はソロモンの主食であるいも類について書きたいと思います。我々にとってお馴染みのサツマイモは…

ソロモン諸島に日本語の地名?!第二弾

こんにちは。日本も段々と暖かくなってきましたね。ソロモンの海が恋しくなる今日この頃です。どうも、大川良和です。みなさん、お元気ですか? さて、太平洋の島々の言葉には「ボラボラ」などのように重ね言葉をになっているものが各地にあります。あ、ボラ…

スペイン人の2度目の航海

今回の記事はメンダーニャの2回目のソロモン諸島への航海についてです。 彼は1595年4月9日に子供や女性を含めた378人とともに4隻の船で出発しました。目的はソロモン諸島の植民地化でした。ソロモン諸島は他のヨーロッパの国がフィリピン等を攻撃するための…

ソロモンに日本語の地名?!

こんにちは。大川良和です。 さて、今日はクイズ二弾。今回はソロモン諸島の地名に関するクイズです。 ソロモン諸島を歩いていると、ときどき日本人になじみのある発音の地名が登場します。 次の4つの地名(敢えて漢字で書いてみます)のうち、3つまでは本当…

ソロモンの地ビールSolBrew

こんにちは!元ソロモン在住の早水です。 前日、地酒の話題がTwitter で盛り上がったため、ソロモン名物(?)の地ビール、SolBrew(ソルブルー)について書いてみようと思います(*^^*)代表的なSolBrewは金と銀の2種類!町中でちょこちょこ見かける酒屋で売っ…

欧米人によるソロモン諸島の発見

ソロモン諸島が欧米人に初めて発見されたのは1568年です。発見したのはスペイン人アルバロ・デ・メンダーニャ・デ・ネイラです。 メンダーニャは1567年11月20日、2隻の船に、船乗り、兵士、奴隷、サンフラシスコ協会の兄弟4人など約150人を乗せてペルーを出…

電線に吊られた運動靴の意味は…?

これ、電線に何が吊ってあるのかわかりますか?そう、運動靴です。首都ホニアラ市内ではよく見かけます。 では、突然ですがクイズです! これは一体何のためにやっているんでしょうか? 1.投擲(とうてき)の技術を誇示するための、若者に流行している遊び …

ソロモン人はどこから来たのか?

ソロモン諸島に初めて人類が到達したのはいつでしょうか?地理的要因と言語の共通性についての研究から、少なくとも3万年ほど前までには最初の人類が到達していたと考えられています。約1万年前までソロモン諸島はニューギニア島と陸続き、あるいは狭い海…

ソロモン人ってどんな人々?

首都ホニアラの中央マーケットこんにちは!ソロモン諸島政府観光局にて、ソロモンの魅力を伝えるお手伝いをさせていただいている早水綾野と申します。私は2012年~14年まで青年海外協力隊として、ソロモン諸島に滞在をしていました。多くの隊員がそうである…