ソロモン諸島政府観光局ブログ

ソロモン諸島政府観光局日本事務所が運営する公式ブログです。

ソロモンの歴史

ホニアラ付近の沈没船スポット

いきなりですが、ソロモン諸島の観光名所ときいて、みなさんはなにを思い浮かべますか?美しい海でしょうか、それとも自然豊かなジャングルでしょうか?実はソロモン諸島には雄大な自然以外にも、歴史を目の当たりにできる場所があります。アイアンボトム・…

ソロモン諸島の共通語、ピジン語の歴史

Halo! みなさんこんにちは! ソロモン諸島で使われている言語を知っていますか? ソロモン諸島の公用語は英語ですが、共通語は砕けた英語であるピジン語です。 (※ピジンとは言語の区分を指すこともあり、異言語間の意思疎通のために作られてきた言語の種類…

ソロモン諸島への日本の援助の歴史

今回は日本からソロモン諸島への援助の歴史を紹介します これまで日本は、ソロモン諸島が独立する1年前の1977年から無償資金協力や技術面での協力を通じて、ソロモン諸島の発展に貢献してきました✨ 現在、日本はオーストラリアやニュージーランドなどととも…

ソロモン諸島のお土産【ヌズヌズ】

みなさん、ヌズヌズってご存知ですか? ソロモン諸島の神様です。 ヌズヌズ(Nguzu nguzu)こんな顔をしています。迫力がすごいですね。 別名として、ムスムス、トトイスといった名前もあるようです。 今となってはお土産や民芸品として人気のヌズヌズですが、…

ソロモン人の暗い歴史 ブラックバーディング

ソロモン人と欧米人の交流は必ずしも明るいものばかりではありませんでした。 その暗い歴史の一つがブラックバーディングと呼ばれる白人交易人の労働力調達です。1863年から1904年の間で約57000人のメラネシア人がオーストラリアのニューサウスウェールズや…

17、18、19世紀のソロモン人と欧米人の交流

今回の記事は17、18、19世紀の欧米人とソロモン人の交流についてです。 前回の記事にあるように1595年のメンダーニャの2度目のソロモン諸島への航海の後もスペインは植民地化を目的に1605年にも船団を派遣しましたが植民地化は達成できませんでした。その後…

スペイン人の2度目の航海

今回の記事はメンダーニャの2回目のソロモン諸島への航海についてです。 彼は1595年4月9日に子供や女性を含めた378人とともに4隻の船で出発しました。目的はソロモン諸島の植民地化でした。ソロモン諸島は他のヨーロッパの国がフィリピン等を攻撃するための…

欧米人によるソロモン諸島の発見

ソロモン諸島が欧米人に初めて発見されたのは1568年です。発見したのはスペイン人アルバロ・デ・メンダーニャ・デ・ネイラです。 メンダーニャは1567年11月20日、2隻の船に、船乗り、兵士、奴隷、サンフラシスコ協会の兄弟4人など約150人を乗せてペルーを出…

ソロモン人はどこから来たのか?

ソロモン諸島に初めて人類が到達したのはいつでしょうか?地理的要因と言語の共通性についての研究から、少なくとも3万年ほど前までには最初の人類が到達していたと考えられています。約1万年前までソロモン諸島はニューギニア島と陸続き、あるいは狭い海…