ソロモン諸島の固有種「ソロモンオウム」
みなさん、こんにちは。
今回はソロモン諸島の固有種「ソロモンオウム」についてご紹介したいと思います。
「オウム」と聞けば、「南国」「海賊」「片言」。個人的にはロマンあふれる生き物だと思っています(笑)。
今までご紹介してきた他の固有種と違って、ソロモンオウムは絶滅危惧種ではないので、ご安心してお読みくださいね。
ソロモンオウムの英語名は、Solomon Islands Cockatoo, Solomons Cockatoo, Ducorp's Cockatoo, Broad-crested Corellaなど。
南部のマキラ島を除くソロモン諸島全域に生息します。
ソロモンオウムってどんな見た目なの?!って気になりますよね。
オウムと言われて想像するのはカラフルなものが多いと思います。
そう、例えばこんな感じ!
しかし、なんとこのソロモンオウムはほぼ全身が真っ白なのです!!!
(掲載元:image from http://en.wikipedia.org/wiki/Image:Hana2.jpg author: http://en.wikipedia.org/w/index.php?title=User:Klewis2&action=edit)
ちょっと見えにくいかもしれませんが、ほんのりとしたピンクが頭の羽に、そして少し明るいピンクがほっぺにもあり、個体によっては胸までピンクなものもいるようです。
そして、目の周りは青く、オスであれば茶色の、メスであれば赤色または茶色の瞳を持っています。体長は約30㎝。
もっと写真を見たい!という方はぜひこちらのリンクから↓
www.parrots.org
また、鳴き声も気になりますよね!
希少な野生動物の動画閲覧サイトMacaulayLibraryでは、ソロモンオウムの鳴き声を堪能しながら、実際に動き回っている姿も確認できます。本当にソロモン諸島のジャングルに来た気分になれますよ!
https://macaulaylibrary.org/asset/201330941
実はソロモンオウムは人になつきやすいため、ペットとしても人気で日本でも飼われているようです。
YouTubeでも「ソロモンオウム」と検索していただければ、可愛がられている幸せなソロモンオウムたちが出てきます!
他にもたくさんの鳥たちが雄大な自然で生息しており、バードウォッチングも人気です。ぜひソロモン諸島を訪れた際には、のびのびと飛び回るソロモンオウムもご覧ください!
(文/馬場千智)
参考文献
Parrot Encyclopedia | Ducorp's Corella | World Parrot Trust
ML201330941 Ducorps's Cockatoo Macaulay Library
hoken-room.jp