ソロモン諸島政府観光局ブログ

ソロモン諸島政府観光局日本事務所が運営する公式ブログです。

サッカーソロモン代表チームの愛称とは?

こんにちは。元南洋紀行家の大川です。
本日の記事はサッカーについてのクイズです。

昨日、サッカージャーナリストの六川亨さんが、「超Worldサッカー」サイトで、
1993年にソロモン諸島で開催されたU-17W杯オセアニア最終予選の取材でホニアラを訪れたときの話をアップしてくださいました。
web.ultra-soccer.jp


「国際空港」のターミナルが「丸太を組んでできている平屋の小屋だった」衝撃から始まって、当時の珍道中(?)の話が書かれています。
おもしろい~!皆さんもぜひ読んでみてください。


さすがに30年近くたって、今ではもう全然違う…と言いたいところではあります。でも基本は全然変わっておらず(笑)、ソロモン諸島の雰囲気がすごく伝わってきました。
初めて行った人には、「そんなのありなの?!」という予想外なことが次々と起こって、でも結局なんとかなってしまう、みたいな。何とかならないと大変ですけどね(苦笑)。

さて、この衝撃の国際空港、実は今でも国内線ターミナルとして使っています。これがいまの様子です。


f:id:visitsolomons:20200601230914j:plain
ホニアラ空港(国際線)
f:id:visitsolomons:20200601230921j:plain


「丸太小屋」ではさすがにないですけど、でも1990年代後半まで、こんな牧歌的な建物が国際空港だったんです。今でも地方に行くと、「小屋」ですらない「空港」もありますけど。



さて、話は変わって、サッカーはソロモン諸島では国民的スポーツです。南太平洋だとどうしてもフィジーやトンガで盛んなラグビーのイメージが強いですけど、ソロモン諸島では断然サッカーの方が人気です。そして地域では結構強豪国です。この間のW杯でも、オセアニア代表決勝戦まで進み、これに勝ってさらに大陸間プレーオフでペルーに勝てばW杯出場、みたいなとこまで進みました(残念ながらペルーに負けたニュージーランドに負けちゃいましたが)。


前置きが長くなってしまいましたが、そんなサッカーのソロモン諸島代表チームに関するクイズを今回は出題いたします。
それぞれのナショナルチームには、ニックネームだったりマスコットだったりになる動物がいますよね。日本だったら八咫烏とか、ブラジルだったらカナリアとか。

ではソロモンのサッカー代表チームを象徴する愛称は何だったでしょうか?
少し前にやめちゃったそうなんですが、次の4つの中から選んで下さい。

1. ワニ
2. イルカ
3. カツオ
4. ワカメ



今から15年ぐらい前、私がソロモン諸島に居たときには恐らくまだ定まっておらず、そのときオセアニア大会の決勝戦でオーストラリアと試合をしたときに応援のために現地で売っていたTシャツがこれです。


f:id:visitsolomons:20200601231316j:plain

カンガルーをボコる蚊の図………。

なんと!わしら蚊かい?!
と呆然としつつ、いそいそ買って蚊になりきって、ソロモン代表チームを応援したものでした。

でもこのときは特に「公式マスコット」というわけではなく、その後ある生き物が正式に決定されたそうです。ということで答えは………









2.カツオ(bonitos)
でした。

カツオか~。なんかおいしそうで、ごちそうさま~って敵チームに食べられちゃいそうですね(笑)。

で、だからかどうかわかりませんが、数年前に愛称「bonitos」は廃止しちゃったそうです。そこらへんの経緯は、せっかくなので、今現地側に問い合わせています。返事が来たらまたご報告しますね。
でもカツオって確かにソロモン諸島象徴するいい選択だったかもとも思います。その理由は後日ブログに書きますね。

皆さんもまた海外旅行が復活したらぜひ一度ソロモン諸島に行って、おいしい鰹を召し上がってください!



(文/大川良和)