ソロモン諸島政府観光局ブログ

ソロモン諸島政府観光局日本事務所が運営する公式ブログです。

ソロモン諸島からは3人の選手が東京五輪に参加

こんにちは!ソロモン2020応援団と申します!

東京オリンピック開会式まであと1ヶ月になりました。新型コロナ禍で一年延期になってしまいましたが、ソロモン諸島ではワクチン接種が進んでおり、選手たちも来日に向けて意欲的に準備を進めています。

私たちは、そんなソロモン諸島の選手団が、このTOKYO2020でそれぞれの力を最大限発揮して、最高のパフォーマンスを見せることができるよう、選手たちを応援しようと結成したグループです。在日ソロモン人やソロモン諸島ゆかりの日本人有志が2019年暮れに結成しました。団長は日本在住20年を超える在日ソロモン人のアリスタ・レグア。大会自体の1年延期でしばらく活動は休眠状態になっていましたが、今後は大会終了まで、楽しく仲良くソロモン選手団を応援していこうと考えています。そして今日から政府観光局様のブログをお借りして、シリーズでソロモン諸島とオリンピック・パラリンピックの話題を紹介してまいります。どうかよろしくおつき合い下さい。
また、今週、ツイッターアカウントも開設しました。ぜひフォローと拡散をお願いします。
https://twitter.com/gosologo2020
(または「ソロモン2020応援団」で検索)

さて、第一回の今日は、今回ソロモン諸島からオリンピックに参加する3人の選手を簡単に紹介しようと思います。

まず、Edger Richardson (エドガー・リチャードソン)選手。競泳男子100m自由形に出場します。3選手の中で唯一来日経験がある選手です。じつは今回のオリンピックでは沖縄県八重瀬町ソロモン諸島のホストタウンになって下さっており、エドガー選手(ほんとうは「リチャードソン選手」と書くべきでしょうけど、このコラムでは親しみを込めてファーストネームで書きます)は2018年に沖縄に事前合宿に来ているのです。

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エドガー・リチャードソン選手


続いてSharon Firisua(シャロン・フィリスア)選手。札幌で行われる女子マラソンに出場します。3選手の中で唯一五輪出場経験がある選手で、現地からの情報によると3選手の中のリーダー格とのこと。シャロンは既婚者なのですが、ソロモン諸島では女子選手が結婚後も競技生活を続けることはまだまだ一般的ではなく、今回の五輪出場は、シャロン選手の強い意志と周囲のサポートの賜だそうです。シャロン選手のエピソードについてはまた改めてご紹介したいと思っています。

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シャロン・フィリスア選手


そして3人目がMary Kini(メリー・キニ)選手。ウェイトリフティングの女子55kg級に出場します。メリーは3人の中で最後に出場が決まった選手で、現地からの正式連絡は今月に入ってからでした。とはいえ、メリーはオセアニア地区では強豪選手。地域の大会ではいくつものメダルをとっています。コロナ禍で決して十分とは言えない練習環境の中でトレーニングに励んでいますが、自己ベストを出せるようがんばってほしいと期待しています。

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メリー・キニ選手


そんな3人の選手からなるソロモン諸島選手団。
ぜひ注目し、いっしょに応援して下さい。

GO! SOLO! GO!

(ソロモン2020応援団 文責:垣永亮平)